23/11/11●漫画アプリは韓国「LINEマンガ」と「ピッコマ」が2強状態

23/11/11●漫画アプリは韓国「LINEマンガ」と「ピッコマ」が2強状態

『日本経済新聞』(11/10)が「韓国漫画アプリ 日本が主戦場」とのタイトルで、「ネイバーとカカオ首位争い」を報じた。 
 《韓国ネット2強のネイバーとカカオが漫画配信プラットフォームで陣取り合戦を繰り広げている。主戦場は最大市場の日本だ。ネイバー系の「LINEマンガ」とカカオの「ピッコマ」が読者と作家を奪い合う。韓国事業は成長余地が限られ、日本を突破口として世界市場で稼ぐビジネスモデルを模索する。》

 日本における漫画配信アプリ利用動向は、「縦読み」の「LINEマンガ」が首位の33%、「ピッコマ」が2位30%、帝人子会社のインフォコムが手がける「めちゃコミック」が3位の12%となっている。つまり、韓国2社が2強状態である。出版大手、小学館や集英社なども力を入れているが、この2強には大きく遅れをとっている。日本は本当にデジタル後進国で、いくらコンテンツを持っていても、デジタルビジネスでは韓国にかなわない。

著者について

mediatablet administrator