●AT&Tが傘下のワーナーとディスカバリーを統合
アメリカでは、メディアの合従連衡が続いている。AT&Tは、17日、傘下のワーナーなどのメディア事業をディスカバリーと統合すると発表した。
ディスカバリーは欧州でスポーツネットワーク「ユーロスポーツ」の他、数々の放送チャンネルを擁しており、AT&Tは統合によって世界的な足場を築こうという構想だ。AT&Tは、2018年にネットフリックスやウォルト・ディズニーに対抗するためにタイム・ワーナーを買収して、CNNなどを傘下に収めた。今回はそれに次ぐ買収で、動画配信サブスクリプションモデル事業を強化する意味合いを持つ。新会社の企業価値は1500億ドル(約16兆円)に上る。
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