21/08/25●集英社の決算、売上高2000億円超で過去最高。デジタル部門が牽引!

21/08/25●集英社の決算、売上高2000億円超で過去最高。デジタル部門が牽引!

 集英社は、8月24日、株主総会および取締役会を行い、第80期(2020年6月1~2021年5月31日)の決算を確定・公表した。
 売上高は、2000億円を超え、2010億1400万円で前年比31.5%増。その内訳は、「雑誌」が817億0100万円(同27.9%増)、「書籍」が178億円(同72.4%増)、「広告」が78億7300万円(同18.1%減)、「事業収入」が936億3900万円(同35.6%増)で、当期純利益は457億1800万円(同118.3%増)。こ純利益は、前年の約209億円から2倍以上となる大幅増益となり、過去最高となった。
 ここで特筆すべきは、「事業収入」のうち、「デジタル」分野が449億0900万円(同42.5%増)と、約半分を占めていることだ。つまり、デジタル部門が稼ぎ頭になっていることがわかる。実際、デジタル部門は、ここ数年、以下のように倍々ゲームで、デジタルコンテンツは分岐点を超えると飛躍的に利益率が高くなるという特徴を表していると言えるだろう。

 2018年5月期: 25億2600万円
 2019年5月期: 98億7700万円
 2020年5月期:209億4000万円
 2021年5月期:457億1800万円

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