夕刊紙「夕刊フジ」とスポーツ紙「東京中日スポーツ」が、昨日(1月31日)をもって廃刊された。「夕刊フジ」の創刊は1969年。約半世紀にわたって、キヨスクなどの新聞スタンドに置かれてきたことになる。これで、首都圏の夕刊紙は「日刊ゲンダイ」と「東京スポーツ」だけになった。
「東京中日スポーツ」は、1956年2月に「東京中日新聞」として創刊され、関東圏を中心に発行を続けてきたが、印刷費や配送費の高騰で、これ以上の発行は無理と経営判断された。2024年1月時点での発行部数は6万426部。
「東京中日スポーツ」は廃刊とはなったが、2月1日からは、デジタル版に全面移行になった。ウエブメディアとして、どのように展開していくのか注目だ。ただ、「夕刊フジ」は、公式サイトの「zakzak」も1月31日で更新を休止し、今後は新たなコンセプトによる芸能・エンタメニュースのサイトになるという。
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