秋の読書推進月間「BOOK MEETS NEXT」が10月27日に開幕した。出版文化産業振興財団(JPIC)を中心に今年初めて行うキャンペーンで、デジタルスタンプラリーや『かがみの孤城』映画化記念フェアなど、全国の書店1900店超の書店がイベントを企画している。
毎年恒例の「読書週間」や「本の日」と連携するなど、出版業界全体で書店店頭の活性化を目指すというが、この時代、いまさらそんなことが可能か?
キャンペーンのアンバサダーには、作家の今村翔吾氏、角野栄子氏、中江有里氏など就任。読書を勧める。初日にスピーチしや今村氏は、読書が〝娯楽の王者〟の座に再び就くためには「書店、取次会社、出版社、作家、読者の方も一丸となって挑みかからないと奪還の道はない」と熱く呼び掛けた。
著者について