感謝祭ウイークに公開されたゲイで黒人の少年を主人公にした初のディズニー映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』(Strange World)は、公開5日間で行収入(推定)1860万ドル(約25億円)を記録したが、『The wrap』は「ディズニー史上最も大コケした作品の一つ」になると報じた。
製作費1億8000万ドル(約250億円)と言われる本作だが、公開初日の興行収入は420万ドル(5.8億円)。評判もいまいちで客足は伸び悩み、11月27日時点での世界興行収入は2780万ドル(約38億円)に留まっている。
そのため、『Variety』は「壊滅的な結果」と表現。『Deadline』は「最終的に推定1億4700万ドル(約204億円)の損失になる」と報じた。
『CinemaScore』が行った出口調査では、観客によるレーティングは「B」。ディズニーのアニメ映画で、AもしくはA-を獲得しなかった作品は、1991年の調査開始以来初めてだという。
なぜ、ここまで評判が悪いのか? ここまでの声を総合すると、「wokeが過ぎる」ということのようだ。
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