「AD」とは「アシスタントディレクター」のことで、テレビの制作現場では一番下のポジションで働く雑用係の代名詞。家にも帰れず、局に寝泊まりするなど長時間労働は当たり前。時には危険なこともさせられる〝3K仕事〟労働者。
しかし、最近の「働き方改革」により、ADと呼ぶのをやめようという流れになっていると、「東スポ」が伝えている。その代表的なのは日本テレビで、「AD」(エーディー)とは呼ばず、「若手ディレクター」、略してYD(ヤングディレクター)と呼ぶことになったとか。また、「SD」(サブディレクター)などという呼び方もでてきているという。
しかし、どうもあまり代わり映えしない。呼び方は変わっても、仕事内容はあまり変わっていないようだ。
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