●独立系書店オンラインストア「Bookshop」が爆発的成功を!
『1日の売上を500万円から7億8000万円に1年たらずで成長させた独立系オンライン書店サービス「Bookshop」とは?』(「GIGAZINE」2020年11月5日)という記事を読んで、さっそくそのサイトに行ってみたら、これが本当にすごかった。これなら、Amazonの寡占状態に対抗できるし、使い勝手もいい。
https://gigazine.net/news/20201105-online-indies-bookshop-rival-amazon/
「Bookshop」は、インデペンデント系の書店が独自のオンラインショップを開設できるプラットフォームで、書店モールのようなものだが、本に関して本当に充実している。
「GIGAZINE」の記事によると、「Bookshop」は設立された当初、2020年3月時点で1日の売上が500万円ほどだったところを、現在では1日の売上げを7億8000万円にまで成長させているという。
Bookshopの仕組みがAmazonと違うのは、書店側が売上の全利益(カバー価格の30%)を得ることが可能なため、書店支援になること。カスタマーサービスと配送は書店とその販売代理店パートナーによって処理され、配送に時間がかかる場合はディスカウントも行われる。スマホでもAmazon同様にワンクリックでオーダーが完了できるので使い勝手は抜群だ。
Amazonは、メーカーやブランドから個性を奪い、すべてにAmazonブランドを冠する「アグリゲーター」方式との批判があったが、「Bookshop」はインデペンデント系書店そのものを尊重している。
なお、「Bookshop」は社会や公益のために事業を行っている「Bコーポレーション」の認証を受けており、規則によりAmazonを含むアメリカの大手小売業者に買収されることが禁じられているという。
Bookshop: Buy books online. Support local bookstores.
https://bookshop.org